2019年10月より日本慢性看護学会では、論文投稿の電子化を行うこととしました。
これに伴い、論文投稿・査読はガリレオ社の提供するオンライン投稿・査読システムへ移行することとなりました。
オンライン投稿手順については 「日本慢性看護学会 学会誌オンライン投稿手順」(PDF)をご参照ください。
オンライン投稿手続きは論文の筆頭者である会員が行ってください。この際、当年度の会費を完納していない場合は「投稿資格なし」とされますので、速やかに年会費の納付を行ってください(年会費の納付から入金処理の完了までには1週間ほどの処理期間がございますので、ご了承ください)。
投稿原稿の作成、準備に際しては下記の投稿規定を熟読いただき、原稿、図表および必要書類をご用意の上、オンライン投稿システムへアップロードください。なお、必要書類については、下記より書式をダウンロードしてください。
【論壇】 | 慢性看護学に関わる問題や話題のうち,議論が交されつつあるものについて今後の方向性を指し示すような著述や提言. |
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【総説】 | 慢性看護学に関わる特定のテーマについて多面的に内外の知見を集め,また文献等をレビューして,当該テーマについて総合的に学問的状況を概説し,考察したもの. |
【原著論文】 | 研究論文のうち,研究そのものが独創的で,新しい知見や理解が論理的に示されており,慢性看護学の知識として意義が明らかであるもの. |
【研究報告】 | 内容的に原著論文には及ばないが,結果の意義が大きく,慢性看護学の発展に寄与すると認められるもの. |
【実践報告】 | 慢性看護学の発展に寄与すると考えられる実践の内容を広く公開し、共有することの意義が明確に述べられているもの. |
【資料】 | 慢性看護学および慢性看護実践の発展に寄与すると考えられる資料的価値があるもの.プロトコールの作成など. |
【その他】 | 慢性看護学あるいは看護学の研究に関する見解等で,編集委員会が適当と認めたもの. |
論 壇 | : | 16,000字以内 |
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総 説 | : | 16,000字以内 |
原著論文 | : | 16,000字以内 |
研究報告 | : | 16,000字以内 |
実践報告 | : | 16,000字以内 |
資 料 | : | 16,000字以内 |
その他 | : | 16,000字以内 |
<例>
- 東京 (2006 ) の報告では, ….
- …ストレスが認められた (兵庫, 1996) .
<例>
- 東京ら (2006) は, ….
- Labkin et al. (2000) のストレスマネジメントでは,….
- …を占めた (日本ら, 2003).
- …ストレスが認められた (Labkin et al., 1998).
<例>
- …が認められる(Larson,1996/静岡,2010).
- Larson(1996/静岡,2010)によると,….
<例>
- …が示されている(福岡, 2012; 東京, 2009).
<例>
- 岡山(2010a)によると,….また,…であることが明らかにされている(岡山,2010b).
<例>
- 東京(2010)は「慢性疾患は …である」(p201)と定義している。
- “In the United State, Heart failure patients ….”(Miller et al.,2010,p200)
<例>
- 兵庫太郎, 関東吾郎, 関西梅子, 他 (2007) : 慢性看護の現状, 日本慢性看護学会, 1(3), 1-10.
- Saywitz,A., Cohen,B., Kandel,C., et al. (2002) : Stress and Nursing, Journal of Japanese Society for Chronic Illness and Conditions Nursing, 1 (3), 1-15.
- Evans, A.D., & Tevlin, F. D.(2010) : The emerging study of midlife: Psychological and social development in middle age, Journal of Nursing Society, 6(3), 21-28.
<例>
- 慢性花子 (2005) : 呼吸器疾患看護 第2版, 25-28, 医学研究書房, 東京.
- 日本吾郎 (2004) : 睡眠障害と看護, 兵庫花子, 看護京子 (編), 臨床看護総論Ⅰ, 124, 医学研究書房, 東京.
<例>
- Cabading, K. (2000) / 慢性京子 (2003) 訳 : 慢性病のストレス 第2版, 56-58, 医学研究書房, 東京.
<例>
- 秋田次郎, 東北花子, 関東松美, 他 (2014) : 慢性看護における体験の意味, 日本慢性看護学会, 9(3), 20-28, http://jscicn.com/magazine/contribution.html
<例>
- 福井康二 (2014) : 看護実践の効果, 日本慢性看護学会, 10(3), 1-10. doi:10.1508
<例>
- 日本慢性看護学会 : ABCDマニュアル, 2007-12-20, http://www.abcd.org/journl/manual.html
日本慢性看護学会誌編集委員会では、投稿論文が速やかに掲載されるように改善策について検討しております。
投稿者の皆さまは、投稿規定および学会誌オンライン投稿手順等をご確認頂き、不備がないようにご準備の上、オンライン投稿システムにて投稿頂けますようお願いいたします。また、以下のような場合には、下記編集事務局まで、ご連絡ください。
問い合わせ先:日本慢性看護学会会員管理事務局(学会誌投稿・査読担当)
〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-39-2 大住ビル401
(株)ガリレオ学会業務情報化センター内
日本慢性看護学会会員管理事務局(学会誌投稿・査読担当)
FAX 03-5981-9852
E-mail: g046jscicn-editorial@ml.gakkai.ne.jp
出典:田中真琴,柴山大賀,本庄恵子,他(2017):慢性看護学会誌編集委員会企画セミナー報告 慢性看護学の知の創出への道:学会発表から論文掲載へ, 日本慢性看護学会誌,11(2),112より引用、一部改変
近年,同じ内容の論文を2種類の雑誌に投稿することが問題となっている.日本慢性看護学会編集委員会としては,以前に公表されたものまたは現在投稿中の類似した論文と比較して,以下のすべてに該当する内容の論文を二重投稿とみなして採用しない.
また,以下の点も掲載の採否の参考とする.
ただし,学術集会などの抄録集,講演集は,該当しないものとする.掲載後に判明した二重投稿に対しては,その論文の撤回の旨を日本慢性看護学会誌に掲載することとする.
著者は,論文投稿に際し,本学会所定の「投稿論文チェックリスト」「著者誓約書」に必要 事項を記載し,各1部を提出する.
(上記内容は,日本超音波医学会ホームページをもとに一部修正をしたものである)
http://www.jsum.or.jp/manuscript/double.html
なお,二重投稿と判断された会員(共著者を含む)には,本学会の学会誌への投稿および学術集会での発表を2年間認めない.
*機関リポジトリで全文公開されている論文は、すでに発表されているものとみなす。
原稿の査読のプロセス中あるいは原稿の種類の判定を受けた後に,投稿論文を取り下げる場合は,取り下げざるを得ない正当な理由を添えて,編集委員長あてに願い出なければならない.
研究上の「ミスコンダクト」とは,「不正行為」とほぼ同義で,捏造(Fabrication),改ざん(Falsification),盗用(Plagiarism)(FFP)を中心とした,研究の遂行上における非倫理的行為を指している.「ミスコンダクト」は不法性,違法性よりも倫理性,道徳性を重視している.
(上記内容は,日本学術会議「科学におけるミスコンダクトの現状と対策-科学者コミュニティの自律に向けて-をもとに一部修正したものである)
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/comment/050831.html
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-19-t1031-8.pdf
昨今,研究不正が報道される事態が続いている.看護研究,その中でも人を対象とする臨床研究は,患者やその家族を含む被験者の参加の上に成り立っており,ミスコンダクトがもたらす社会的影響は深刻である.研究の成果は,実践や介入方法を選択する際の判断のためのエビデンスとなることもあり,そのエビデンスが,捏造,改ざんされたものであるとすると,その行為は,患者の健康に対して影響を及ぼす可能性のあるものであり,患者や社会を裏切る行為である.研究者は,データを公正に取り扱い,結果を発表しなければならない.
今日では,電子情報のコピーやペーストがインターネットなどを通じて,容易にできるようになっている.このようなメディア環境であるからこそ,研究者は自分のオリジナルな意見や表現とそれ以外とを明確に区別し,他から得た情報は情報源(文献)を明記するという原則を厳守することが重要になる.
著者は,公表したデータに重大な過誤を発見した場合は,編集委員会にその旨を申し出て,訂正文や撤回文,正誤表またはその他のふさわしい手段を用いて誤りを訂正する必要がある.